どうやってスポーツジムに適した物件を選ぶ?物件選びのコツ

屋内運動11

スポーツジムを経営することが決まったときに重要なポイントが物件選びです。選んだ物件によって集客力が変わってくるため、物件選びは売り上げに直結すると言えます。しかし、初めてスポーツジムを経営する人は、どのようなポイントを考えて物件を選べばよいか分からないケースも考えられます。

そこで今回はスポーツジムに適した物件の選び方を紹介していきます。

集客力アップを狙うなら路面店

店舗には路面店と空中店舗があります。集客力だけを意識しているのであれば、路面店がオススメです。路面店は空中店舗と比較したときに、歩行者からの視認性が高い傾向にあります。視認性が高い分、歩行者が入店しやすいというのも魅力的なポイントと言えるでしょう。

トレーニングの雰囲気を歩行者に見せたいのであれば、路面店を選ぶのが効果的です。完全予約制のスポーツジムを運営する場合には、視認性の高さは必要ありません。そのため空中店舗や階上店舗を選ぶのも有効な手段と言えます。

完全予約制の場合は周囲の人から見られない方が好都合なケースもあるので、窓の少ないビルタイプの物件を選ぶのもオススメです。女性向けのスポーツジムを経営する場合は、利用者が周囲からの視線を気にしてしまう可能性もあります。

その点を考えれば視認性の高い路面店よりも視認性の低い空中店舗の方が良いかもしれません。このように経営方針によって店舗を変えることで、得られるメリットも変わってきます。

立地から物件を選ぼう

スポーツジムの経営を安定させるには立地から物件を選ぶのも重要です。立地から物件を選ぶときには、どのような客層をターゲットにするのかという部分も重要な要素となります。

例えば会社帰りのサラリーマンやOLをターゲットに運営していきたいのであれば、オフィス街にある物件を狙うのがポイントです。会社帰りに寄りやすい物件を選ぶことで、ターゲットとなるサラリーマンやOLが利用してくれる可能性が高くなります。

ファミリーで利用できるようなスポーツジムを目指している場合は、住宅街から近い位置にある物件を選びましょう。住んでいる場所から通いやすい位置にあるスポーツジムは、主婦や高齢者を中心に利用客が増えやすく繁盛しやすい傾向にあります。

スポーツ選手が利用しやすいようなスポーツジムを運営するのであれば、球場や競技場といったスポーツ選手の出入りが多い場所に近接した物件を狙うのが効果的です。有名なスポーツ選手は極秘でトレーニングを行いたいというケースも考えられます。

そのような利用者をターゲットにしている場合は人通りの少ない場所にある物件を狙うのも有効な手段と言えます。

マンツーマンの指導が中心の場合は広いスペースがいらない

マンツーマンの指導を中心にしたスポーツジムでは広いスペースを必要としません。トレーニングを行えるだけのスペースと更衣室、シャワールームがあればビジネスが始められます。そのため物件選びの選択肢は広くなります。

例えば小さいビルの一室を借りるだけでもスポーツジムの運営が始められるでしょう。マンツーマンの指導が中心の場合は、トレーニング器具も少なくて済むため、低予算でスポーツジムを始めたい人に適しています。総合スポーツジムの経営では必要な設備が多いため、物件の選択肢が狭くなります。

特にプールやお風呂といった設備を導入する際に広いスペースを必要とします。他にもエステやエアロビクス、ヨガといったものを行えるだけのスペースも必要になります。これらの要素を考えれば、部屋の数が多い物件を狙って購入するのが重要です。

低予算で広い土地を必要としている場合は、都心部よりも郊外で物件を探すのがポイントとなります。

低予算で物件を購入するには居抜き物件が狙い目

新築の物件は自分好みの内装にレイアウトできるというメリットがあります。自分が理想とするスポーツジムを作りたいのであれば、新築の物件を狙うのが良いでしょう。しかし、新築の物件は高額なケースが多く、予算が少ない人にとってはハードルの高い物件と言えます。

低予算でも購入しやすい物件として挙げられるのが、居抜き物件です。居抜き物件とは内装や家具が前に利用していた状態で保存されている物件のことを指します。この居抜き物件は中古の物件であるため、新築の物件よりも安い金額で購入することが可能です。

居抜き物件のメリットは内装を変更する必要がないことでしょう。内装を変更する必要がないということは、内装工事の費用を支払わずに済みます。内装工事の費用を支払わなくて済むことで、そのお金をトレーニング器具に費やすこともできます。

スポーツジムは華やかな内装である必要がないため、内装へのこだわりが強くないのであれば、居抜き物件は狙い目です。理想的なのは以前もスポーツジムとして利用されていた物件ですが、そのような物件が見つからない場合は事務所として利用されていた物件も良いでしょう。

事務所として利用されていた物件は内装がシンプルなものである傾向が強く、スポーツジムとして利用するのに適した物件である可能性が高くなっています。

床の耐荷重を考えて物件を選ぼう

スポーツジムを経営するときに重要なポイントが床の耐荷重です。床の耐荷重が弱いと、トレーニング器具を置いたときに床が重さに耐えられずに壊れてしまう可能性があります。そのため物件を選ぶ段階で耐荷重についてチェックしておくのが大切だと言えます。

物件選びを行っている段階で耐荷重の確認をしておくことで、トレーニング器具を使用しているときに事故が起きにくくなります。また床の修復費用を支払わずに済むというメリットもあります。特に空中店舗を利用する場合は、床が抜けてしまうケースが考えられるため、少し金額が上がっても耐荷重の強い物件を選ぶのがオススメです。

耐荷重の弱い物件を選んでしまった場合には、床の補強を行うようにしましょう。出費が大きくなっても、利用者の安全性を高めることを優先するのが重要になります。利用者の安全を確保しておけば、床の補強に費やした分の利益を得られる可能性も高くなるでしょう。

プールの設置が必要な総合スポーツジムを運営するケースでは、特別な防水処理が求められます。そのため内装工事の費用が高額になるパターンが多いです。空中店舗の場合は防水処理が甘いと、下の階にある店舗に迷惑をかけてしまう可能性もあります。

防水処理の甘さが原因でトラブルが起きると、内装工事の費用よりも大きな出費が必要になる可能性もあるでしょう。